はじめに
みなさん、こんにちは。うしです。
いきなりですが、飴色たまねぎ作るのだるくないですか?
私はカレーを作る時、時間がある時は音楽を聞いたりしながら
じっくりことことたまねぎを炒めたい派なのですが、
時間が無い時は、飴色たまねぎを作りながら正直
『めんどくせー』
と感じてしまう事もあります。
私以上に皆さんはいつも時間が無い中でカレーを作っていると思います。
通常、弱火もしくは中火で調理すると20~30分はかかる飴色たまねぎを
今回はなんと10分でできる調理法を説明したいと思います。
飴色たまねぎを作る方法はいくつもあります。
たまねぎをみじん切りにして冷凍する方法や、レンジでチンする方法があります。
その中で今回は東京カリー番長の水野仁輔さんも採用している方法で
飴色たまねぎの作り方を説明したいと思います。
なぜ飴色玉ねぎが美味しいのか
玉ねぎは本来、糖質が多く含まれている野菜
糖質の量は、なんといちごに匹敵するほどだそうです。
火を通すことで起こるメイラード反応とカラメル化で甘みや旨味を引き出せます。
- メイラード反応を起こす:糖分とアミノ酸を一緒に化学反応させ、おいしさを生み出す。
→「甘み」と「旨味」を結合させ香ばしい香りを立たせる。
(例)焼かれたお肉の表面、ご飯のおこげ
- カラメル化させる:糖(甘み)を加熱することで様々な反応を起こさせる。
→独特の苦味が作られる
(例)プリンのカラメルソース、キャラメル、べっこう飴
この2つ反応を同時に起こさせる事で奥深く複雑な美味しさとコクを生み出します。
※ビールやコーヒーの色合いは、メイラード反応とカラメル化の両方が関係しているそうです。
前置きが長くなりましたが、それでは作っていきましょう!
材料
玉ねぎ1~2個
油 大さじ2
塩 小さじ1
水 約140~160cc
手順
いきなり注意点
- 常に強火で調理しているのでフライパンに付きっきりにならないといけません。
① フライパンに油大さじ1を入れ温める

② 油が温まったら玉ねぎを加える

③ 玉ねぎを加えたらすぐに塩小さじ1を加える

※味付けをするためと浸透圧で玉ねぎの中の
水分を飛ばすために塩を入れます。
④ 約2分かきまぜないで玉ねぎを放置する
※玉ねぎにより短時間で熱が伝わります。
※かき混ぜすぎると、熱が伝わりにくくなります。

※全体的に焦げ目がついてきます
⑤ 放置してかき混ぜるを3回ほど繰り返したら(約6分経過)
差し水を70~80cc加えます。

加えたらフライパンを軽くゆすって焦げ付きを
防いでください。
※水分を飛ばしたいのに差し水を加えるのは
矛盾しているのではと思うかもしれませんが、
差し水で焦げ付きを防ぐとともに
沸騰して蒸発する間にその熱でたまねぎを
加熱調理してくれるので時間短縮になっています。
⑥ 30秒ほどで水分が飛ぶのでそこから30~1分放置する
⑦ 再び差し水を70~80cc加えてフライパンをゆする
⑧水分が飛ぶまで炒めたら完成‼︎

最後に
いかかでしたか?
上手に出来たでしょうか。
この飴色たまねぎを使って
いろんな料理を作ってみていただきたいです。
多めに作って冷凍保存しておけば
短時間でコクのあるカレーやその他の料理を作る事ができます。
ちなみに僕はこの前この飴色たまねぎで
ルーロー飯を作ったのですが
めちゃくちゃ美味しくできました!
皆様のHappy Tasty Curry Lifeをお祈りしています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
簡略手順(時間が無い方用)
① フライパンに油大さじ1を入れ温める
② 油が温まったら玉ねぎを加える
③ 玉ねぎを加えたらすぐに塩小さじ1を加える
④ 約2分かきまぜないで玉ねぎを放置する
⑤ 放置してかき混ぜるを3回ほど繰り返したら(約6分経過)
⑥ 30秒ほどで水分が飛ぶので、そこから30~1分放置する
⑦ 再び差し水を70~80cc加えてフライパンをゆする
⑧ 水分が飛ぶまで炒めたら完成‼︎